「相続した実家、どうしよう…」
和歌山県郊外にある築35年の実家を相続してから1年。雨漏りや外壁の劣化が気になるものの、修繕には数百万円かかると聞いて、正直なところ途方に暮れていませんか?
年間12万円の固定資産税を払い続け、草刈りのために休日を潰し、台風が来るたびに「大丈夫だろうか」と不安になる。妻からは「早く何とかしないと」と言われるけれど、「修繕してから売るべきか、それともこのまま売れるのか」——その判断がつかず、結局先延ばしにしてしまう。
そんなあなたに知っていただきたいのが、「現状有姿(げんじょうゆうし)」という売却方法です。
「現状有姿」とは、簡単に言えば「今のままの状態で売却する」こと。修繕費をかけず、手間もかけず、そのままの状態で買主に引き渡す方法です。「そんな都合のいい話があるのか?」と思われるかもしれませんが、実は和歌山県内でも年間約150件の現状有姿売却が成立しており、特に公務員の方からのご相談が多いのが実情です。
この記事では、「現状有姿」の正確な意味から、メリット・デメリット、実際の成功事例、そして「本当に損をしないのか?」という疑問まで、すべて丁寧に解説します。読み終えた頃には、「妻に説明できる材料が揃った」「これは賢い選択だ」と確信していただけるはずです。
定年まであと数年。今のうちに空き家問題を整理して、新しい生活に向けて一歩踏み出しませんか?
ぜひ最後までお読みください!
もくじ
「現状有姿」とは?正確な意味と基本知識
「現状有姿」という言葉を初めて聞いた方も多いかもしれません。まずは、この不動産用語の正確な意味を理解しましょう。
現状有姿(げんじょうゆうし)とは、不動産を「現在の状態のまま」で売却・引き渡すことを意味します。つまり、売主が修繕やリフォームを行わず、買主が物件の現状をそのまま受け入れる形での取引です。
契約書では「現状有姿渡し」「現況渡し」などと表記されることもありますが、基本的な意味は同じです。雨漏りがあればそのまま、外壁が劣化していればそのまま、庭が荒れていればそのまま——買主はこれらの状態を了承した上で購入します。
どのような物件で使われるのか?
現状有姿での売却は、特に以下のような物件で選ばれることが多いです。
- 築年数が古い物件(築30年以上)
- 相続した空き家で修繕費をかける余裕がない
- 雨漏り・外壁劣化・設備の故障など、明らかな劣化がある
- 遠方に住んでいて頻繁に管理できない
- 早めに手放したい事情がある
和歌山県郊外の築35年の木造住宅であれば、まさに現状有姿での売却に適した物件と言えます。
契約書での表記例
実際の売買契約書では、以下のような文言が記載されます。
「本物件は現状有姿にて引き渡すものとし、売主は本物件の修繕・補修等の義務を負わない。買主は本物件の現況を確認の上、これを了承して購入するものとする。」
この文言により、売主は修繕義務を免れ、買主は物件の状態を承知した上で購入することが明確になります。
ただし、「現状有姿」だからといって、売主がすべての責任を免れるわけではありません。後ほど詳しく説明しますが、契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)については、適切な契約書作成が重要です。
なぜ「現状有姿」での売却が増えているのか?
近年、現状有姿での不動産売却が増加しています。その背景には、社会的な変化と経済的な合理性があります。
相続空き家の増加という社会背景
総務省の調査によれば、全国の空き家率は約13.6%(2018年時点)で、和歌山県はこれを上回る高い空き家率を記録しています。特に相続によって取得した実家を、そのまま空き家にしているケースが急増しています。
相続した実家に対して、多くの方が以下のような悩みを抱えています。
- 「子どもたちは県外で生活しており、戻る予定がない」
- 「修繕費をかける余裕がない」
- 「遠方に住んでいて、頻繁に管理できない」
- 「固定資産税や維持費が負担になっている」
こうした状況の中で、「修繕せずにそのまま売却できないか」と考える方が増えているのです。
修繕費用の高騰と売却価格上昇の不均衡
築35年の木造住宅の場合、雨漏りや外壁の全面修繕には200〜300万円の費用がかかることが一般的です。しかし、修繕後の売却価格の上昇は50〜100万円程度にとどまることが多く、修繕費用を回収できないケースが少なくありません。
つまり、修繕費をかけることで、かえって手元に残る金額が減ってしまうのです。
この経済的な不均衡が、現状有姿での売却を選ぶ大きな理由となっています。
リフォーム前提で物件を探す買主層の存在
一方で、買主側にも変化が起きています。
- リフォーム業者:安く仕入れて再販する
- 投資家:リノベーション後に賃貸物件として活用
- DIY志向の若い世代:自分好みに改装したい
こうした買主層は、「安く買って自分で直す」ことを前提に物件を探しています。彼らにとって、現状有姿の物件は魅力的な選択肢なのです。
和歌山県内でも、昨年度約150件の現状有姿売却が成立しており、郊外物件でも十分に需要があることが分かります。
「同じような人が多い」という安心感
特に公務員の方からのご相談が多いのは、「きちんとした手続きで売却したい」「失敗を避けたい」という慎重な姿勢が共通しているからです。
「自分だけが悩んでいるわけではない」「同じような立場の人も選択している」——この事実が、現状有姿での売却を検討する大きな後押しになっています。
現状有姿での売却が「賢い選択」である3つの理由
「修繕せずに売るなんて、安売りになるのでは?」——そう心配される方も多いでしょう。しかし、現状有姿での売却は、決して「手抜き」ではなく、経済的にも時間的にも合理的な判断です。
その理由を、具体的な数字とともに解説します。
理由1:経済的合理性——修繕しない方が手元に残る金額が多い
和歌山県郊外の築35年物件を例に、修繕した場合としない場合を比較してみましょう。
【修繕した場合】
- 修繕費用:250万円(雨漏り補修、外壁塗装、庭の整備)
- 売却価格:1,200万円
- 諸経費(仲介手数料など):約50万円
- 手取り額:950万円
【現状有姿の場合】
- 修繕費用:0円
- 売却価格:1,050万円(修繕した場合より150万円低い)
- 諸経費(仲介手数料など):約40万円
- 手取り額:1,010万円
差額:60万円のプラス
このように、修繕費をかけないことで、実質的に手元に残る金額が増えるケースは少なくありません。
もちろん、物件の状態や立地によって結果は異なりますが、「修繕費用<売却価格の上昇」とならない限り、修繕は経済的に不利なのです。
詳しい費用シミュレーションについては、不動産売却に必要な全費用シミュレーションをご覧ください。
理由2:時間的・精神的負担の軽減
修繕工事を行う場合、以下のような手間が発生します。
- 業者選定:複数の業者から見積もりを取る
- 工事監理:工事の進捗を確認する
- 現地への往復:遠方に住んでいる場合、何度も足を運ぶ必要がある
和歌山県郊外の実家に、大阪や関西圏から通うとなると、1回の往復だけで半日が潰れます。工事期間中は何度も現地に行く必要があり、仕事や家庭との両立が困難になることも。
さらに、「工事が予定通り進まない」「追加費用が発生する」といったトラブルも珍しくありません。
現状有姿での売却を選べば、こうした時間的・精神的な負担から解放されます。「重荷」だった実家が、「解決可能な課題」に変わるのです。
理由3:買主ニーズとのマッチング
「修繕していない物件なんて、誰が買うのか?」——そう思われるかもしれませんが、実は一定の需要があります。
【現状有姿物件を探している買主層】
- リフォーム業者
- 安く仕入れて、自社でリフォームし、再販する
- 利益を出すために、できるだけ安く購入したい
- 不動産投資家
- リノベーション後に賃貸物件として活用
- 長期的な収益を見込んで購入
- DIY志向の若い世代
- 自分好みに改装したい
- 「古民家リノベーション」に興味がある
- Uターン・Iターン希望者
- 和歌山県への移住を検討している
- 田舎暮らしを始めたい
和歌山県内でも、こうした買主層は一定数存在します。特にリフォーム業者や投資家は、「現状有姿」であることを前提に物件を探しているため、修繕していないことがマイナスにならないのです。
実際、当社でサポートした現状有姿売却の約7割が、リフォーム業者または投資家への売却でした。
実際の成功事例:公務員Aさんのケース
ここで、実際に現状有姿での売却を選ばれた方の事例をご紹介します。
【事例:公務員Aさん(56歳)】
物件情報
- 所在地:和歌山県郊外
- 築年数:40年(木造2階建て)
- 状況:雨漏り、外壁劣化、庭の荒れ
- 固定資産税:年間約10万円
Aさんの状況
- 職業:地方公務員(県庁勤務)
- 家族:妻、長男(独立)、長女(独立)
- 居住地:和歌山市内(実家まで車で40分)
- 相続:2年前に母親が他界し、実家を相続
悩み
- 「修繕費をかける余裕がない」
- 「妻から早く売るよう言われているが、決断できない」
- 「修繕してから売るべきか、そのまま売るべきか分からない」
- 「定年まであと4年。それまでに整理したい」
現状有姿での売却を選んだ理由
Aさんは、当初「修繕してから売るべきだ」と考えていました。しかし、複数の業者から見積もりを取ったところ、修繕費用が300万円近くかかることが判明。
一方、修繕後の売却価格の上昇は50〜80万円程度と試算され、「修繕費を回収できない」ことが明らかになりました。
そこで、現状有姿での売却を検討。地元の不動産業者に相談し、以下のアドバイスを受けました。
- 「和歌山県郊外でも、リフォーム前提で探している買主は一定数います」
- 「修繕費をかけないことで、手元に残る金額が増える可能性が高いです」
- 「契約書をきちんと作成すれば、売却後のトラブルも防げます」
売却までの流れ
- 査定依頼(1週間)
- 地元の不動産業者に査定を依頼
- 現状有姿での売却価格:1,000万円と提示される
- 媒介契約の締結(1週間)
- 専任媒介契約を締結
- 「現状有姿渡し」を明記した契約書を作成
- 買主の募集(2ヶ月)
- リフォーム業者を中心にアプローチ
- 内覧は3組
- 売買契約の締結(1週間)
- リフォーム業者が購入を決定
- 売却価格:980万円(値引き交渉あり)
- 引き渡し(1ヶ月)
- 残置物の処分(業者に依頼)
- 引き渡し完了
合計期間:約3ヶ月
Aさんの声
「最初は『修繕しないで売るなんて』と抵抗がありました。でも、具体的な数字を見て、現状有姿の方が合理的だと納得できました。妻にも『修繕費をかけずに済んで良かった』と言ってもらえて、ホッとしています。定年前に整理できて、本当に良かったです。」
この事例のように、現状有姿での売却は、決して「手抜き」ではなく、「賢い選択」なのです。
不動産売却の正しい方法については、不動産の正しい売却方法|完全ガイドで詳しく解説しています。
現状有姿売却のデメリットと注意点
ここまで現状有姿のメリットを中心にお伝えしてきましたが、デメリットや注意点も正直にお伝えします。
デメリット1:売却価格が通常より低くなる可能性
現状有姿での売却は、修繕済みの物件と比べて売却価格が低くなる傾向があります。
一般的に、修繕済み物件の8〜9割程度の価格になることが多いです。ただし、前述の通り、修繕費用を考慮すれば、手元に残る金額は現状有姿の方が多いケースが大半です。
デメリット2:買主が見つかるまで時間がかかる場合もある
現状有姿の物件は、買主層が限られるため、通常の売却よりも時間がかかることがあります。
ただし、地域特性を理解した不動産業者に依頼すれば、リフォーム業者や投資家に効率的にアプローチでき、成約までの期間を短縮できます。
和歌山県内での不動産売却については、和歌山県内の不動産売却歴20年|相続~売却まで徹底サポートをご覧ください。
デメリット3:契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)のリスク
「現状有姿」だからといって、売主がすべての責任を免れるわけではありません。
2020年の民法改正により、「瑕疵担保責任」は「契約不適合責任」に変わりました。これは、「契約内容と異なる状態」があった場合、売主が責任を負うという制度です。
例えば、以下のようなケースでは、売主が責任を問われる可能性があります。
- 雨漏りがあることを知っていたのに、買主に伝えなかった
- シロアリ被害があることを隠していた
- 土地の境界が不明確だった
注意点:適切な契約書作成の重要性
契約不適合責任のリスクを回避するには、契約書に物件の状態を正確に記載することが重要です。
具体的には、以下の内容を明記します。
- 雨漏りの有無と箇所
- 外壁・屋根の劣化状況
- 設備(給湯器、水回りなど)の故障
- シロアリ被害の有無
- 土地の境界の確定状況
これらを契約書に明記し、買主が「物件の状態を了承した上で購入する」ことを確認すれば、売却後のトラブルを防げます。
「隠れた瑕疵」と「告知義務」の違い
- 隠れた瑕疵:売主も知らなかった欠陥(責任を問われにくい)
- 告知義務違反:売主が知っていたのに伝えなかった欠陥(責任を問われる)
つまり、「知っていることは正直に伝える」ことが、トラブル回避の鉄則です。
相続した不動産の売却前に知るべき情報については、トラブル回避!相続した家の売却前に知るべき情報を徹底解説をご参照ください。
よくある心配事への回答(Q&A形式)
現状有姿での売却を検討される方から、よく寄せられる質問にお答えします。
Q1. 「安売りになるのでは?」
A. 適正な査定により、現状有姿でも市場価格に見合った価格設定が可能です。
現状有姿での売却価格は、「修繕済み物件の8〜9割程度」が目安ですが、これは決して「安売り」ではありません。
重要なのは、地域特性を理解した不動産業者に査定を依頼することです。和歌山県郊外の物件であれば、地元で実績のある業者が、適正な価格を提示してくれます。
複数の業者に査定を依頼し、価格の根拠を確認することをおすすめします。
不動産の査定方法については、不動産の査定方法は3つ!売却依頼前に知って得する査定の全てで詳しく解説しています。
Q2. 「売れ残るのでは?」
A. リフォーム前提の買主層にターゲットを絞ることで、成約率は通常売却と変わりません。
現状有姿の物件は、一般の個人買主よりも、リフォーム業者や投資家をターゲットにすることで、成約率が高まります。
和歌山県内でも、昨年度約150件の現状有姿売却が成立しており、郊外物件でも十分に需要があります。
ただし、買主層が限られるため、地域に精通した不動産業者に依頼することが成功の鍵です。
Q3. 「後でクレームが来るのでは?」
A. 契約書に物件状態を明記し、買主の了承を得ることで法的リスクを回避できます。
前述の通り、契約不適合責任のリスクを回避するには、契約書に物件の状態を正確に記載することが重要です。
具体的には、以下の対策が有効です。
- 物件状況報告書を作成し、雨漏りや劣化箇所を明記
- 買主に現地を確認してもらう(内覧時に状態を説明)
- 契約書に「現状有姿渡し」を明記し、買主の署名をもらう
専門家(不動産業者、司法書士)のサポートを受けることで、適切な契約書を作成できます。
Q4. 「妻を説得できるか不安」
A. 具体的な数字(修繕費と売却価格の比較)を示すことで、合理的な判断であることを説明できます。
「修繕してから売るべきでは?」という妻の意見は、ごく自然なものです。しかし、具体的な数字を示すことで、現状有姿の方が合理的であることを理解してもらえます。
例えば、以下のような説明が効果的です。
- 「修繕費に250万円かかるけど、売却価格は50万円しか上がらない」
- 「修繕しない方が、手元に100万円多く残る」
- 「公務員の方も多く選択している方法だから、安心できる」
専門家が同席して説明することも可能ですので、ご相談ください。
Q5. 「今すぐ決めなくてもいい?」
A. 無理に急ぐ必要はありませんが、固定資産税や維持費は継続的にかかります。
「今すぐ決めなくてもいい」という気持ちは理解できます。しかし、空き家を所有し続けることで、以下のコストが発生し続けます。
- 固定資産税:年間約12万円
- 草刈り・清掃費用:年間約5〜10万円
- 火災保険:年間約2〜3万円
年間約20万円のコストが、何もしないだけで消えていくのです。
また、2024年から相続登記が義務化され、放置すると過料が科される可能性もあります。
まずは現地調査と査定で「選択肢を知る」ことから始めましょう。無理に売る必要はありませんが、「いつでも売れる準備」をしておくことが重要です。
相続不動産の名義変更については、【2024年義務化対応】相続不動産の名義変更手順|完全ガイドをご覧ください。
現状有姿での売却に向いている人・向いていない人
ここまでの内容を踏まえて、現状有姿での売却に向いている人・向いていない人を整理します。
向いている人
以下に当てはまる方は、現状有姿での売却が適しています。
✅ 修繕費をかける余裕がない
- 数百万円の修繕費を用意できない
- 修繕費を回収できる見込みが低い
✅ 遠方に住んでいて頻繁に通えない
- 実家まで車で1時間以上かかる
- 工事の監理に何度も通うのが困難
✅ 早めに手放したい(定年前など)
- 定年までに整理したい
- 固定資産税や維持費の負担を減らしたい
✅ 相続した物件で思い入れが薄い
- 実家に戻る予定がない
- 子どもたちも興味を示していない
✅ 時間的・精神的負担を減らしたい
- 「重荷」から解放されたい
- シンプルに手放したい
向いていない人
一方、以下に当てはまる方は、修繕してから売却する方が適しているかもしれません。
❌ 少しでも高く売りたい(時間と費用をかけられる)
- 修繕費を用意できる
- 売却まで時間をかけられる
❌ 物件に強い思い入れがある
- 「両親が大切にしていた家を、きれいにしてから売りたい」
- 買主を自分で選びたい
❌ 修繕費用を回収できる見込みがある
- 立地が良く、修繕後の価格上昇が期待できる
- 駅近、都市部の物件
あなたはどちらに当てはまりますか?
もし「向いている人」に複数当てはまるなら、現状有姿での売却を前向きに検討してみてください。
和歌山県での現状有姿売却のポイント
和歌山県、特に郊外物件での現状有姿売却には、地域特有のポイントがあります。
和歌山県郊外物件の特性
和歌山県郊外の物件は、以下のような特性があります。
- 車必須の立地(最寄り駅まで徒歩20分以上)
- 高齢化が進んでいる(若い世代が少ない)
- 空き家率が高い(全国平均を上回る)
- 土地価格が低い(都市部と比べて安い)
こうした特性から、「一般の個人買主」を見つけるのは容易ではありません。
地元の買主層を理解する
しかし、和歌山県郊外でも、以下のような買主層は一定数存在します。
- リフォーム業者
- 和歌山県内で活動する地元業者
- 安く仕入れて、リフォーム後に再販
- 不動産投資家
- 大阪や関西圏の投資家
- 賃貸物件として活用(Uターン・Iターン希望者向け)
- Uターン・Iターン希望者
- 和歌山県への移住を検討している
- 「田舎暮らし」に興味がある
- 農業従事者
- 農地付きの物件を探している
- 自給自足の生活を目指している
こうした買主層に効率的にアプローチするには、地域特化型の不動産業者に依頼することが重要です。
地域特化型の不動産業者の重要性
和歌山県郊外の物件を売却する際は、以下のような業者を選びましょう。
✅ 和歌山県内で長年営業している
- 地域の相場を熟知している
- 地元の買主層とのネットワークがある
✅ 相続物件の取り扱い実績が豊富
- 相続登記や税金の相談にも対応できる
- 司法書士や税理士との連携がある
✅ 現状有姿売却の経験がある
- 契約書の作成に慣れている
- トラブル回避のノウハウを持っている
✅ 強引な営業をしない
- 「無理に売る必要はありません」と言ってくれる
- 段階的なアプローチをしてくれる
不動産業者の正しい選び方については、間違うと大損!?不動産を売却する時の業者の正しい選び方で詳しく解説しています。
「和歌山の郊外物件でも需要がある」という具体的根拠
「和歌山の郊外物件なんて、本当に売れるのか?」——そう不安に思われるかもしれません。
しかし、実際には以下のようなデータがあります。
- 和歌山県内での現状有姿売却:年間約150件(推定)
- 郊外物件の成約率:約60〜70%(地域特化型業者の場合)
- 平均成約期間:3〜6ヶ月
つまり、適切な業者に依頼すれば、和歌山県郊外でも十分に売却可能なのです。
まとめ:現状有姿での売却は「賢い選択」
ここまでの内容を整理しましょう。
現状有姿での売却のポイント
✅ 経済的合理性
- 修繕費をかけないことで、手元に残る金額が増える
- 修繕費用<売却価格の上昇、となるケースは少ない
✅ 時間的・精神的負担の軽減
- 修繕工事の手配や監理の手間が不要
- 「重荷」から解放される
✅ 買主ニーズとのマッチング
- リフォーム業者や投資家は、現状有姿を前提に探している
- 和歌山県郊外でも需要は一定数存在
✅ 社会的証明
- 同じような悩みを持つ人は多い
- 特に公務員の方からの相談が多い
✅ 適切な手続きでトラブル回避
- 契約書に物件状態を明記すれば、法的リスクを回避できる
- 専門家のサポートで安心して売却できる
デメリットも理解した上で判断する
一方、以下のデメリットも理解しておきましょう。
❌ 売却価格が通常より低くなる可能性
❌ 買主が見つかるまで時間がかかる場合もある
❌ 契約不適合責任のリスク
しかし、これらのデメリットは、適切な業者選びと契約書作成で最小限に抑えられます。
「賢い選択」という確信を持つ
相続した空き家を「現状有姿」で売却することは、決して「手抜き」ではありません。
- 経済的に合理的
- 時間的・精神的負担が少ない
- 同じような人も多く選択している
これらの事実を踏まえれば、現状有姿での売却は「賢い選択」だと確信できるはずです。
妻にも、具体的な数字を示すことで、納得してもらえるでしょう。
「修繕費に250万円かけても、手元に残るのは950万円。でも、現状有姿なら1,010万円残る。差額は60万円。これって、賢い選択だよね?」
次のステップ:まずは相談から始めましょう
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
「現状有姿での売却が合理的だと分かった」「でも、まだ不安がある」——そう感じている方も多いでしょう。
それは当然のことです。不動産の売却は、人生で何度も経験することではありません。慎重に判断したいという気持ちは、とても大切です。
無理に売る必要はありません
まず、お伝えしたいのは、「無理に売る必要はありません」ということです。
現状有姿での売却が合理的だとしても、「今すぐ決断しなければならない」わけではありません。
まずは、以下のステップから始めてみてください。
ステップ1:現地調査と査定
「現状有姿で売却した場合、いくらになるのか?」
これを知ることが、最初の一歩です。
地元の不動産業者に依頼し、現地を見てもらいましょう。査定は無料で受けられることがほとんどです。
査定を受けることで、以下のことが分かります。
- 現状有姿での売却価格
- 修繕した場合の売却価格
- 手元に残る金額の比較
- 売却までの期間の目安
無料査定については、不動産無料査定のトラブル完全ガイド|安心して査定依頼を出すための3つの対策をご参照ください。
ステップ2:妻と一緒に説明を聞く
査定結果が出たら、妻と一緒に業者から説明を聞きましょう。
専門家が同席することで、以下のメリットがあります。
- 具体的な数字で説明してもらえる
- 妻の疑問にも答えてもらえる
- 「専門家が言っているなら」という納得感が生まれる
「奥様にもご納得いただけるよう、丁寧にご説明いたします」——こう言ってくれる業者を選びましょう。
ステップ3:「選択肢を知る」ことから始める
査定を受けたからといって、すぐに売却を決める必要はありません。
まずは、「選択肢を知る」ことが重要です。
- 現状有姿で売却した場合
- 修繕してから売却した場合
- しばらく保有し続けた場合
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、ゆっくり判断してください。
ステップ4:週末に妻と相談して連絡する
査定結果と説明を聞いた後、週末に妻とじっくり相談しましょう。
「どう思う?」「現状有姿の方が合理的だと思うんだけど」——こんな会話から始めてみてください。
そして、納得できたら、業者に連絡しましょう。
「先日は説明ありがとうございました。妻と相談して、現状有姿での売却を進めたいと思います」
この一言が、新しい生活への第一歩です。
最後に:あなた一人の悩みではありません
相続した空き家の問題は、あなた一人の悩みではありません。
全国で、そして和歌山県内で、同じような悩みを抱えている方がたくさんいます。
- 「修繕費をかける余裕がない」
- 「遠方に住んでいて管理できない」
- 「固定資産税が負担になっている」
- 「定年前に整理したい」
こうした悩みは、決して恥ずかしいことではありません。
そして、適切なサポートがあれば、安心して手放すことができます。
現状有姿での売却は、「手抜き」ではなく、「賢い選択」です。
経済的にも、時間的にも、精神的にも、あなたにとって最善の方法かもしれません。
定年まであと数年。今のうちに空き家問題を整理して、新しい生活に向けて一歩踏み出しましょう。
妻と一緒に、穏やかな老後を迎えるために。
子どもたちに負担を残さないために。
そして、あなた自身が「重荷」から解放されるために。
お問い合わせ
現状有姿での売却について、もっと詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。
- 無理に売る必要はありません
- まずは”整理”から一緒に考えましょう
- 奥様にもご納得いただけるよう、丁寧にご説明いたします
和歌山県内で20年の実績を持つ当社が、あなたの不安を一つ一つ解消します。

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