相続した実家の空き家、「そろそろ売却を考えないと…」と思いながらも、「業者の言い値で本当に大丈夫なのか?」「安く買い叩かれたりしないだろうか?」という不安で、なかなか一歩を踏み出せずにいませんか?
固定資産税は毎年12万円近くかかり、年に数回の草刈りや清掃のために実家まで足を運ぶのも正直負担。妻からも「そろそろ整理したら?」と言われているけれど、不動産業者に電話するのはなんだか気が重い。「強引に売却を迫られたらどうしよう」「相場も分からないまま相談して、言いくるめられたら…」そんな心配が頭をよぎります。
実は、そんなあなたの「まずは自分で相場を確認したい」という慎重な姿勢こそが、後悔しない判断への第一歩なのです。
国土交通省が提供する「不動産情報ライブラリ」という公的サービスをご存知でしょうか?このツールを使えば、実際の不動産取引データに基づいた周辺相場を、誰でも無料で確認できます。営業トークではなく、客観的な事実として「だいたいこれくらいの価格帯なんだな」という感覚を掴むことができるのです。
公務員の方や会社員の方など、「ちゃんと調べてから判断したい」という慎重派の方にこそ、この方法をおすすめします。公的データで相場を確認しておけば、後日業者から査定を受けた際にも「この金額は妥当なのか?」を自分で判断できますし、ご家族に対しても「国のデータでもこれくらいの相場だった」と自信を持って説明できます。
この記事では、不動産情報ライブラリの具体的な使い方を図解付きで分かりやすく解説し、和歌山県の実際の取引事例もご紹介します。さらに、相場を確認した後の「次のステップ」についても、無理なく進められる方法をお伝えします。
「調べた上での判断」は、あなたとご家族の安心につながります。ぜひ最後までお読みください!
もくじ
不動産情報ライブラリとは?
不動産情報ライブラリは、国土交通省が運営する公的な不動産取引価格情報サービスです。全国の実際の不動産取引データを収集し、誰でも無料で閲覧できるように公開しています。
このサービスの最大の特徴は、営業トークではなく、客観的な事実に基づいた相場情報を得られる点です。不動産業者から提示された査定額が妥当かどうかを判断する際の、信頼できる基準として活用できます。
会員登録も不要で、スマートフォンやパソコンから今すぐアクセスできます。「公的機関のデータなら信頼できる」という安心感は、慎重に判断したい方にとって大きな心理的支えになるはずです。
なぜ不動産情報ライブラリを使うべきなのか?
公的機関のデータだから信頼できる
国土交通省が実際の不動産取引から収集したデータなので、広告や営業トークに惑わされることなく、客観的な相場を把握できます。
特に公務員の方や会社員の方など、「ちゃんと調べてから判断したい」という慎重派の方にとって、「公的データで確認した」という事実は、次のステップに進むための重要な心理的支えになります。
業者の査定額を検証する材料になる
複数の不動産業者から査定を受けた際、「この金額は妥当なのか?」「安く買い叩かれていないか?」という不安を解消できます。
実際、同じ物件でも業者によって査定額が100万円以上異なることは珍しくありません。公的データと照らし合わせることで、適正価格の範囲を自分で判断する力が身につきます。
家族への説明責任を果たせる
特に相続した実家の場合、配偶者や兄弟姉妹に「なぜこの価格で売るのか」を説明する必要があります。
「国のデータでもこれくらいの相場だった」という客観的な根拠があれば、感情的な対立を避け、納得感のある意思決定ができます。「ちゃんと調べた上での判断」という説明は、家族の理解を得やすくします。
不動産情報ライブラリの使い方【3ステップ】
ステップ1:サイトにアクセスする
国土交通省の「不動産情報ライブラリ」公式サイトにアクセスします。スマートフォン・パソコンどちらでも利用可能で、会員登録は不要です。
検索エンジンで「不動産情報ライブラリ」と検索すれば、すぐに見つかります。
ステップ2:自分の空き家の地域を選択する
都道府県→市町村→地区の順に絞り込んでいきます。
和歌山県の場合、まず「和歌山県」を選択し、次に「和歌山市」「田辺市」「橋本市」など、空き家のある市町村を選びます。さらに詳細な地区まで絞り込むことで、より正確な相場感を掴めます。
「最寄り駅」「築年数」「土地面積」などの条件も設定できるので、自分の空き家に近い条件で検索してみましょう。
ステップ3:取引事例を確認する
過去2年間の実際の取引価格が一覧表示されます。築年数、土地面積、取引時期などの詳細情報も確認できます。
自分の空き家と似た条件の物件を探すコツ:
- 築年数が±5年程度の範囲
- 土地面積が±30㎡程度の範囲
- 最寄り駅からの距離が近い物件
複数の取引事例を見て、価格帯の幅(最低価格〜最高価格)を把握することが重要です。「だいたいこれくらいの相場なんだな」という感覚を掴むことが目的です。
和歌山県の空き家、実際の相場はどれくらい?
不動産情報ライブラリで確認できる和歌山県の取引事例から、一般的な相場感をご紹介します。
和歌山市内の取引事例
- 築30年木造住宅:取引価格帯 400万〜900万円
- 築40年木造住宅:取引価格帯 300万〜700万円
- 土地面積150㎡前後:㎡単価 2万〜4万円
郊外エリア(最寄り駅徒歩20分以上)の取引事例
- 築30〜40年木造住宅:取引価格帯 300万〜600万円
- 土地面積200㎡前後:㎡単価 1.5万〜3万円
価格に影響する主な要因
価格は以下の要因によって大きく変動します:
- 立地:駅からの距離、周辺環境(学校、商業施設など)
- 築年数:築30年と築40年では大きく異なる
- 土地面積:広すぎても狭すぎても不利になることがある
- 建物の状態:雨漏り、シロアリ被害などの有無
- 取引時期:需要の高い時期と低い時期がある
例えば、築35年・郊外の木造住宅の場合、推定価格帯は500万〜800万円程度です。ただし、土地面積や建物の状態によって変動するため、「だいたいこれくらい」という感覚を掴むことが重要です。
実際の活用事例
和歌山県郊外の築35年木造住宅を相続したAさん(50代・公務員)の事例をご紹介します。
Aさんの背景
- 1年前に母親が他界し、実家を相続
- 固定資産税年間12万円、草刈り年2〜3回が負担
- 妻に「そろそろ整理したい」と相談されている
- 「業者に騙されたくない」という不安が強い
Aさんの行動プロセス
ステップ1:不動産情報ライブラリで周辺相場を確認
国土交通省の「不動産情報ライブラリ」にアクセスし、自分の空き家がある市町村・地区を選択。過去2年間の取引事例を確認したところ、築30〜40年の木造住宅は500万〜800万円で取引されていることが判明しました。
「だいたいこれくらいなんだな」という相場感を掴むことができました。
ステップ2:複数業者に査定依頼
地元の不動産業者3社に査定を依頼したところ、以下の結果になりました:
- A社:650万円
- B社:550万円
- C社:720万円
査定額に170万円もの差があることに驚きました。
ステップ3:公的データと照らし合わせて判断
不動産情報ライブラリで確認した相場(500万〜800万円)と照らし合わせて判断:
- C社の720万円:相場の上限に近く、現実的な価格
- B社の550万円:相場より低く、再検討が必要
- A社の650万円:相場の中央値で妥当
「公的データで確認したから、自信を持って判断できる」と感じました。
結果
Aさんは、C社と交渉を進めることを決断しました。妻にも「国のデータと照らし合わせて判断した」と説明でき、家族全員が納得した上で売却を決断できました。
「調べた上での判断だから、後悔はない」という安心感を得られたそうです。
Aさんの声:
「最初は『業者に騙されるのでは?』と不安でしたが、国のデータで相場を確認できたことで、自信を持って判断できました。妻にも『ちゃんと調べた』と説明でき、家族で納得して決められたのが良かったです」
相場を確認した後、次にすべきこと
実際の査定を受けてみる
不動産情報ライブラリで確認できるのは、あくまで「過去の取引事例」です。自分の空き家の「今の価値」を正確に知るには、不動産業者による実際の査定が必要です。
ただし、「査定を受けても売る義務はない」という点を覚えておいてください。まずは「現状を知ること」から始めましょう。
複数社に査定を依頼する理由
業者によって査定額が大きく異なることは珍しくありません。実際、100万円以上の差が出ることもあります。
1社だけでは「その金額が妥当か」判断できないため、3社程度に依頼するのが一般的です。複数社を比較することで、より適正な価格感を掴むことができます。
不動産の査定方法について詳しく知りたい方は、不動産の査定方法は3つ!売却依頼前に知って得する査定の全てをご覧ください。
査定を依頼する際のポイント
査定を依頼する際は、以下のポイントを意識しましょう:
- 地元に強い業者を選ぶ:和歌山県内の実績が豊富な業者
- 「押し売りしない」「丁寧な説明」を重視:信頼できる対応かどうか
- 「まず相場を知りたい」という姿勢で相談:売却を急いでいないことを伝える
- 「公的データで確認した相場感」を伝える:自分で調べたことを示す
信頼できる業者の選び方については、間違うと大損!?不動産を売却する時の業者の正しい選び方で詳しく解説しています。
当社の査定サービスの特徴
当社では、和歌山県内の空き家売却実績が多数あり、公務員の方からのご相談も多くいただいています。
データに基づいた丁寧な説明を心がけており、「調べた上でのご相談、大歓迎」という姿勢で対応しています。査定後の押し売りは一切ありませんので、安心してご相談ください。
相続した空き家の売却について、より詳しく知りたい方はトラブル回避!相続した家の売却前に知るべき情報を徹底解説もご参照ください。
よくある質問
Q1. 不動産情報ライブラリは本当に無料ですか?
はい、完全無料です。国土交通省が提供する公的サービスなので、誰でも無料で利用できます。会員登録も不要です。
Q2. 自分の空き家の正確な価格が分かりますか?
不動産情報ライブラリで分かるのは「周辺の取引事例」です。自分の空き家の正確な価格を知るには、不動産業者の査定が必要です。ただし、相場感を掴むには十分役立ちます。
Q3. 古い取引事例しか出てこないのですが…
不動産取引は頻繁に行われるものではないため、特に郊外エリアでは取引事例が少ない場合があります。その場合は、隣接する地区や、条件を少し緩めて検索してみてください。
Q4. 査定を受けたら、必ず売らないといけませんか?
いいえ、査定を受けても売る義務はありません。「まず相場を知りたい」という段階での相談も大歓迎です。
Q5. 複数社に査定を依頼するのは失礼ではありませんか?
全く失礼ではありません。むしろ、複数社を比較することは、適正価格で売却するための賢明な方法です。業者側も理解しています。
一括査定サービスの活用については、不動産の一括査定のメリット&デメリット|上手な対処法も解説で詳しく解説しています。
Q6. 和歌山県の空き家は売れにくいと聞きましたが…
確かに都市部に比べると需要は少ないですが、適正価格で、適切な販売方法を取れば売却は可能です。地元に強い業者に相談することが重要です。
古い家の売却方法については、古い家こそ売れる!?上手に古い家を売る方法|完全ガイドもご参照ください。
まとめ
不動産情報ライブラリを活用する3つのメリット
- 公的データで客観的な相場を確認できる
- 業者の査定額が妥当かどうか判断できる
- 家族への説明責任を果たせる
相場確認から売却までの流れ
- 不動産情報ライブラリで周辺の取引事例を確認
- 「だいたいこれくらい」という相場感を掴む
- 複数の不動産業者に査定を依頼
- 公的データと照らし合わせて査定額の妥当性を判断
- 納得できる業者と契約
大切なのは「調べた上での判断」
「業者に騙されるのでは?」という不安は、自分で調べることで軽減できます。公的データという客観的な根拠があれば、自信を持って判断できますし、家族にも納得してもらいやすくなります。
「調べた上での判断」は、後悔のない選択につながります。
不動産売却の全体的な流れについては、【2026年最新版】不動産の正しい売却方法|完全ガイドで詳しく解説しています。
次のステップへ
まずは相場を確認してみましょう
今すぐ不動産情報ライブラリにアクセスして、5分程度で周辺の相場感を掴んでみてください。「自分で調べた」という安心感が得られます。
実際の査定を受けてみませんか?
相場を確認できたら、次は実際の査定額を知ることが重要です。当社では「調べた上でのご相談」を大歓迎しています。
公務員の方からのご相談も多く、データに基づいた丁寧な説明を心がけています。査定を受けても売る義務はありません。まずは「現状を知ること」から始めましょう。
安心してご相談ください:
- 押し売りは一切いたしません
- ご相談だけでも大歓迎です
- 和歌山県内の空き家売却実績多数
- 公的データと照らし合わせながら、一緒に考えましょう
ご相談をお考えの方は、もう迷わない!不動産の売却を考える時の相談先の探し方もご参照ください。
また、固定資産税の負担にお悩みの方は、固定資産税の相談、どこに行けばいい?空き家問題を解決する3ステップもあわせてご覧ください。
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