「3ヶ月経っても、一度も問い合わせがないんです…」
相続した実家を地元の不動産業者に専任媒介で依頼してから、もう3ヶ月。毎月届く報告書には「現在、問い合わせはございません」の一文だけ。最初は「そういうものかな」と思っていたけれど、ふとネットで調べてみると、目に飛び込んできたのが「囲い込み」という言葉でした。
もしかして、自分は騙されているのではないか――。
そんな不安を抱えながら、あなたはこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。
「通報すべきなのか」「業者を変えるべきなのか」「それとも、自分の考えすぎなのか」。一人で悩んでいても答えは出ず、家族に相談しても「よく分からない」と言われる。業者に直接聞くのも怖い。そんなモヤモヤした気持ち、よく分かります。
実は、あなたと同じように「囲い込みかもしれない」と不安を抱えている方は、決して少なくありません。特に、相続した不動産を売却する際、地元業者を信頼して任せたのに、いつまで経っても動きがない――そんなケースは、全国で多発しているのです。
この記事では、そんなあなたの不安を解消するために、以下の情報を分かりやすくお伝えします:
✅ 囲い込みかどうかを自分で判断できる「10項目のチェックリスト」
✅ 通報・業者変更・専門家相談という「3つの選択肢」とその比較
✅ 匿名で通報できる公的機関の連絡先と具体的な手順
✅ 実際に囲い込みを解決した3人のリアルな事例
✅ 「一人で悩まなくていい」という安心感
囲い込みは、時間が経つほど損失が大きくなります。本来なら適正価格で売れるはずの不動産が、数百万円も安く買い叩かれてしまう――そんな事態を避けるためにも、今この瞬間に正しい情報を手に入れることが大切です。
「でも、自分の判断が間違っていたら恥ずかしい」
「通報して、もし報復されたらどうしよう」
「業者を変えたいけど、契約解除の方法が分からない」
そんな不安も、この記事を読めば解消できます。公務員の方からの相談実績も多数ある、信頼できる情報をもとに、あなたが今すぐ取れる具体的な行動をお伝えします。
大切なのは、「自分は騙されていないか」という不安を一人で抱え込まないこと。
まずは、この記事で状況を整理し、あなたに最適な解決策を見つけましょう。相談したからといって、必ず売却する必要はありません。「状況を整理する」「客観的な意見を聞く」だけでも、大きな一歩になります。
あなたの不動産を、適正価格で、納得のいく形で売却するために――。
ぜひ最後までお読みください!
もくじ
不動産の「囲い込み」とは?なぜ問題なのか
囲い込みとは、不動産業者が売主から預かった物件を他社に紹介せず、自社で買主も見つけて「両手仲介」を狙う行為です。一見すると効率的に見えますが、実はこれが売主にとって大きな損失につながります。
囲い込みの仕組み
通常、不動産売却では以下のような流れで取引が進みます:
正常な取引の流れ
- 売主が業者Aに売却を依頼
- 業者Aがレインズ(不動産流通機構)に物件情報を登録
- 他の業者B・C・Dもレインズで物件情報を確認
- 各業者が自社の顧客に物件を紹介
- 最も条件の良い買主が見つかる
しかし、囲い込みが行われると:
囲い込みの流れ
- 売主が業者Aに売却を依頼
- 業者Aはレインズに登録するが、他社からの問い合わせを拒否
- 「既に申込が入っている」「商談中」などと嘘をつく
- 業者Aが自社で買主を見つけるまで待つ
- 売主は機会損失、安値での売却を余儀なくされる
この行為は宅地建物取引業法に違反する可能性があり、売主の利益を著しく損なう不正行為です。
なぜ業者は囲い込みをするのか
答えは単純です。仲介手数料を2倍得られるからです。
通常の取引では:
- 売主側の業者A:売主から仲介手数料を受け取る
- 買主側の業者B:買主から仲介手数料を受け取る
囲い込みの場合:
- 業者A:売主と買主の両方から仲介手数料を受け取る(両手仲介)
例えば3,000万円の物件なら、片手仲介で約100万円、両手仲介なら約200万円の手数料収入になります。この利益のために、売主の利益を犠牲にする業者が存在するのです。
不動産の囲い込みとは?見極める5つのチェックポイントでは、囲い込みの詳しい仕組みと被害実態を解説しています。
囲い込みによる具体的な被害
囲い込みを受けた売主には、以下のような損失が発生します:
金銭的損失
- 本来3,000万円で売れる物件が2,500万円に(500万円の損失)
- 売却期間が延びることで固定資産税・維持費の負担増
- 空き家の場合、草刈りや管理費用も継続
時間的損失
- 通常3ヶ月で売れる物件が半年以上かかる
- 定年前に整理したかったのに間に合わない
- 相続税の納付期限に間に合わない可能性
精神的負担
- 「なぜ売れないのか」という不安
- 「業者を信じていいのか」という疑念
- 家族への説明責任のストレス
特に相続した不動産の場合、相続した家の売却前に知るべき情報で解説しているように、時間的制約がある中での囲い込み被害は深刻です。
【自己診断】あなたの物件は囲い込みされている?10項目チェックリスト
まずは、あなたの状況が囲い込みに該当するかどうか、以下のチェックリストで確認してみましょう。
囲い込み判断チェックリスト
以下の項目のうち、3つ以上該当したら囲い込みの可能性が高いです:
□ 1. 専任媒介契約を結んでから3ヶ月以上経つのに問い合わせがない
- 通常、適正価格なら1〜2ヶ月で何らかの反応があるはず
- 3ヶ月間全く動きがないのは不自然
□ 2. レインズ登録証明書を見せてくれない、または「ステータス」が不明
- 専任媒介契約では7日以内のレインズ登録が義務
- 登録証明書の提示を拒む業者は要注意
□ 3. 他社に問い合わせたら「その物件は紹介できない」と言われた
- これは囲い込みの決定的な証拠
- 複数の業者に確認してみる価値あり
□ 4. 業者が頻繁に値下げを提案してくる
- 「売れないから値下げしましょう」と毎月のように提案
- 実は囲い込みで売れないだけの可能性
□ 5. 「買い手が見つかった」と言われたが、業者の関連会社だった
- 系列会社や親族が買主の場合は要注意
- 適正価格より安く買い叩かれる可能性
□ 6. 内覧の申し込みがあったはずなのに「キャンセルになった」と言われる
- 他社経由の内覧を断っている可能性
- 「商談中」「申込済み」などの嘘も
□ 7. 業者が「専任媒介でないと売れない」と強く主張した
- 一般媒介でも売却は可能
- 専任媒介に固執するのは囲い込みのため
□ 8. 契約書に「他社への紹介を制限する」ような文言がある
- これは明らかに違法
- 契約書を再確認してみましょう
□ 9. 業者の対応が不透明で、質問に明確に答えてくれない
- 「レインズの状況は?」と聞いても曖昧な返答
- 報告書の内容が毎回同じ
□ 10. ネットで物件情報を検索しても、業者のサイトにしか掲載されていない
- 大手ポータルサイト(SUUMO、HOME’Sなど)に出ていない
- 他社のサイトでも見つからない
チェック結果の見方
3つ以上該当:囲い込みの可能性が高い
- すぐに専門家への相談をおすすめします
- 通報や業者変更を検討すべき段階
1〜2つ該当:グレーゾーン
- 囲い込みとは断定できないが要注意
- レインズの状況確認や業者への質問を
0個:囲い込みの可能性は低い
- ただし、価格設定や販売戦略に問題がある可能性
- 業者に改善提案を求めてみましょう
レインズのステータス確認方法
専任媒介契約を結ぶと、業者は「レインズ登録証明書」を交付する義務があります。この証明書には、あなた専用の確認用IDとパスワードが記載されており、レインズを一般人が見る方法で解説しているように、売主自身でも登録状況を確認できます。
確認すべきポイント:
- 登録日:契約から7日以内に登録されているか
- ステータス:「公開中」になっているか
- 図面・写真:魅力的な情報が掲載されているか
- 価格:適正価格で掲載されているか
もし「ステータスが『公開中』になっていない」「登録証明書を見せてくれない」という場合は、レインズとは?業者の説明は本当に正しいのかで詳しく解説している通り、囲い込みの可能性が高いです。
囲い込みを疑ったら取れる3つの選択肢
チェックリストで「囲い込みの可能性が高い」と判断した場合、あなたには3つの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、あなたの状況に最も合った方法を選びましょう。
選択肢①:通報する
メリット
- 社会正義を実現できる
- 業者への抑止力になる
- 同じ被害者を出さない
- 匿名でも通報可能
デメリット
- 証拠集めが必要
- 調査・処分まで時間がかかる
- 必ず処分されるとは限らない
こんな人におすすめ
- 正義感が強く、不正を許せない
- 証拠がある程度揃っている
- 時間的余裕がある
- 社会貢献したい
選択肢②:業者を変更する
メリット
- すぐに新しい業者に依頼できる
- 売却を早く進められる
- 適正価格での売却が期待できる
- 精神的負担が軽減される
デメリット
- 契約解除の手続きが必要
- 違約金の可能性(ただし囲い込み疑惑なら不要)
- 新しい業者を探す手間
こんな人におすすめ
- 早く売却したい
- 通報の手間を避けたい
- 定年や相続税の期限が迫っている
- 精神的ストレスから解放されたい
媒介契約は3種類|不動産売却を成功に導く媒介契約の結び方では、次回は一般媒介契約を選ぶという選択肢も解説しています。
選択肢③:専門家に相談する
メリット
- 囲い込みかどうか客観的に判断してもらえる
- 通報・業者変更のリスクとメリットを整理できる
- 業者変更後の再売却サポートが受けられる
- 家族への説明材料が得られる
- 相談だけでもOK
デメリット
- 相談先を選ぶ必要がある
- 信頼できる専門家を見極める必要がある
こんな人におすすめ
- 一人で判断するのが不安
- 囲い込みかどうか確信が持てない
- 家族に説明できる客観的な意見が欲しい
- 公務員など、公的な裏付けのある情報を重視する
3つの選択肢の比較表
| 選択肢 | 即効性 | 手間 | 費用 | 売却への影響 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 通報 | △(時間がかかる) | ○(証拠集めが必要) | 無料 | △(すぐには解決しない) | ★★☆ |
| 業者変更 | ◎(すぐ進められる) | ○(契約解除手続き) | 無料〜小額 | ◎(早期売却が期待できる) | ★★★ |
| 専門家相談 | ◎(すぐ相談できる) | ◎(相談するだけ) | 無料相談あり | ◎(最適な対処法が分かる) | ★★★ |
多くの場合、まず専門家に相談し、その上で通報や業者変更を判断するのが最も安全で効果的です。
囲い込み対策で失敗しない不動産売却|公務員も実践した5つの方法では、実際に公務員の方が取った対策を詳しく紹介しています。
【通報方法】匿名でもOK!囲い込みを通報する具体的な手順
「通報したい」と決めた方のために、具体的な通報先と手順を解説します。匿名での通報も可能なので、報復を恐れる必要はありません。
通報先①:宅地建物取引業協会(宅建協会)
概要
不動産業者が加盟する業界団体。会員業者の不正行為を調査・指導する権限があります。
連絡先
各都道府県に宅建協会があります。以下は主要地域の例:
- 全国宅地建物取引業協会連合会
- 電話:03-5821-8111
- 公式サイト
- 和歌山県宅地建物取引業協会
- 電話:073-422-6351
- 住所:和歌山市美園町5-1-1
- 公益社団法人 全日本不動産協会
- 電話(東日本):03-5338-0370
- 電話(西日本):06-6225-7688
- 公式サイト
- 相談センター
- 全日本不動産協会 和歌山県本部
- 電話:073-422-2522
- 住所:和歌山県和歌山市小松原通一丁目1番地6 オリエンタルプラザ6階 601
匿名通報の可否
可能です。ただし、詳細な情報提供があるほど調査がスムーズに進みます。
通報後の流れ
- 協会が業者に事実確認
- 違反が認められれば指導・勧告
- 悪質な場合は会員資格停止
- 通報者には調査結果の概要を報告(希望する場合)
注意点
- 宅建協会に加盟していない業者には効果が薄い
- 行政処分の権限はないため、強制力は限定的
通報先②:国土交通省(地方整備局)
概要
宅地建物取引業法を所管する行政機関。業者への行政処分(業務停止など)の権限があります。
連絡先
各地方整備局の宅建業指導担当に連絡します:
- 近畿地方整備局 建政部 建設産業第一課
- 電話:06-6942-1141(代表)
- 宅建業者情報検索
匿名通報の可否
可能です。ただし、調査に協力できる連絡先を残すと、より詳細な調査が期待できます。
通報後の流れ
- 地方整備局が業者に立入検査
- 違反が認められれば指示処分
- 悪質な場合は業務停止命令
- 極めて悪質な場合は免許取消
注意点
- 調査には数ヶ月かかる場合がある
- 処分内容は公表されるが、通報者の情報は保護される
専任媒介契約は囲い込み?国土交通省の見解と業者の見分け方では、国土交通省の公式見解と通報の詳細を解説しています。
通報先③:消費者センター(188)
概要
消費者トラブル全般を扱う公的機関。不動産取引のトラブルも相談できます。
連絡先
- 消費者ホットライン:188(いやや!)
- 最寄りの消費生活センターにつながります
- 受付時間:平日9:00〜17:00(地域により異なる)
匿名通報の可否
可能です。まずは相談から始められます。
通報後の流れ
- 相談員が状況をヒアリング
- 必要に応じて業者に連絡・交渉
- 悪質な場合は宅建協会や国土交通省に情報提供
- 法的対応が必要な場合は弁護士を紹介
注意点
- 直接的な処分権限はない
- あくまで相談・仲介が中心
通報に必要な証拠の集め方
通報をスムーズに進めるために、以下の証拠を準備しましょう:
必須の証拠
- レインズ登録証明書のコピー
- 専任媒介契約書のコピー
- 業者からの報告書(メール・書面)
あると有利な証拠
- 他社への問い合わせ記録(日時・担当者名・やり取り内容)
- 業者とのメール・LINEのスクリーンショット
- 内覧キャンセルの通知
- 値下げ提案の記録
- レインズのステータス画面のスクリーンショット
証拠集めのポイント
- 日時・担当者名を必ず記録
- 口頭でのやり取りはメモを残す
- メール・LINEは削除せず保存
- 可能なら録音も検討(ただし相手の同意が望ましい)
通報時の注意点
通報者の個人情報は保護される
- 宅建協会・国土交通省・消費者センターいずれも、通報者の情報を業者に開示することはありません
- 匿名での通報も可能です
報復のリスクは極めて低い
- 業者は通報者を特定できません
- 仮に特定されても、報復行為は別の違法行為として処分対象になります
通報したからといって、必ず処分されるわけではない
- 調査の結果、違反が認められない場合もあります
- ただし、調査自体が業者への抑止力になります
売却活動は並行して進められる
- 通報と同時に業者変更も可能です
- むしろ、早期売却のためには業者変更を優先すべきです
【業者変更】専任媒介契約を安全に解除する方法
「通報よりも、まず業者を変えて早く売却したい」という方のために、専任媒介契約の解除方法を解説します。
専任媒介契約の解除は可能か?
結論:可能です。
専任媒介契約には通常3ヶ月の契約期間が設定されていますが、以下の2つの方法で解除できます:
方法①:契約期間満了まで待つ
- 最もシンプルで確実な方法
- 契約期間(通常3ヶ月)が終われば自動的に解除
- 更新しなければ、そのまま別の業者に依頼可能
方法②:正当な理由で即座に解除
- 囲い込み疑惑は「正当な理由」に該当
- 契約期間中でも解除可能
- 違約金は不要(業者の債務不履行のため)
契約解除の具体的な手順
ステップ1:契約書の確認
まず、専任媒介契約書を確認しましょう:
- 契約期間(開始日・終了日)
- 解除条項の有無
- 違約金の規定
ステップ2:解除理由の整理
囲い込み疑惑を理由にする場合、以下を明確にします:
- 問い合わせがない期間
- レインズの登録状況
- 他社からの情報
- 業者の不透明な対応
ステップ3:業者への通知
解除の意思を業者に伝えます:
口頭での通知
- まずは電話やメールで伝える
- 「囲い込みの疑いがあるため、契約を解除したい」と明確に
書面での通知(推奨)
- 内容証明郵便で送付すると確実
- 以下のような文面で:
令和○年○月○日
株式会社○○不動産
代表取締役 ○○様
専任媒介契約解除通知書
私は、令和○年○月○日付で貴社と締結した専任媒介契約について、以下の理由により解除いたします。
【解除理由】
1. 契約締結から3ヶ月以上経過するも、一度も問い合わせの報告がない
2. レインズ登録証明書の提示を求めたが、明確な回答がない
3. 他社に問い合わせたところ、「その物件は紹介できない」と言われた
以上の状況から、貴社による囲い込みの疑いがあると判断し、契約を解除いたします。
つきましては、速やかにレインズ登録の削除手続きを行い、その旨を書面にてご報告ください。
以上
住所:○○県○○市○○
氏名:○○○○ 印
ステップ4:レインズ登録の削除確認
- 業者に「レインズ登録削除証明書」の発行を依頼
- 自分でもレインズの確認用IDで削除を確認
ステップ5:新しい業者の選定
- 複数社に査定依頼(不動産の一括査定のメリット&デメリット参照)
- 今度は「一般媒介契約」も検討
- 地元の実績、口コミ、対応の丁寧さをチェック
違約金について
囲い込み疑惑がある場合、違約金は不要
専任媒介契約書に「違約金」の規定があっても、業者側の債務不履行(囲い込み)が理由の場合、売主に違約金支払い義務はありません。
業者が違約金を請求してきた場合の対処法
- 「囲い込みの疑いがあるため、違約金は支払えない」と明確に伝える
- 証拠(レインズの状況、他社からの情報など)を提示
- それでも請求が続く場合は、消費者センター(188)に相談
- 必要に応じて弁護士に相談
間違うと大損!?不動産を売却する時の業者の正しい選び方では、次回の業者選びで失敗しないポイントを解説しています。
新しい業者の選び方
業者変更後、同じ失敗を繰り返さないために:
一般媒介契約を検討
- 複数の業者に同時依頼できる
- 囲い込みのリスクが低い
- ただし、業者の販売意欲は専任媒介より低い傾向
業者選びのチェックポイント
- 地元での実績(売却件数、口コミ)
- レインズへの登録姿勢(積極的に公開するか)
- 報告の頻度と内容(週1回以上、具体的な内容)
- 担当者の対応(質問に明確に答えるか)
- 両手仲介へのこだわり(「専任媒介でないと売れない」と言わないか)
複数社への査定依頼
- 最低3社、できれば5社に査定依頼
- 査定額だけでなく、販売戦略も確認
- 「なぜこの価格なのか」を明確に説明できる業者を選ぶ
もう迷わない!不動産の売却を考える時の相談先の探し方では、信頼できる業者の見つけ方を詳しく解説しています。
実際に囲い込みを解決した3つの事例
ここでは、実際に囲い込み問題を解決した3人の事例を紹介します。あなたの状況に近いケースを参考にしてください。
事例1:田中さん(52歳・公務員)のケース
状況
- 相続した実家(和歌山県郊外、築35年)を地元業者に専任媒介で依頼
- 3ヶ月経過するも「問い合わせはありません」という報告のみ
- ネットで「囲い込み」を知り、不安になって検索
- 妻に相談したが「よく分からない」と言われ、一人で悩む
とった行動
①自己診断チェックリストで確認
- 「問い合わせがない」→ ✅該当
- 「レインズ登録証明書を見せてくれない」→ ✅該当
- 「値下げを頻繁に提案される」→ ✅該当
- → 3つ該当し、囲い込みの可能性が高いと判断
②専門家に無料相談
- 「まずは状況を整理しましょう」というスタンスに安心
- レインズの登録状況を確認してもらい、「ステータスが『公開中』になっていない」ことが判明
- 「これは囲い込みの可能性が高い」という客観的な意見を得る
③業者変更を決断
- 専任媒介契約の解除方法を教えてもらう
- 「契約期間満了まで待つ」または「正当な理由で即座に解除」の2択を提示される
- 「早く売却したい」という希望から、即座に解除を選択
④内容証明郵便で解除通知
- 専門家のサポートで解除通知書を作成
- 内容証明郵便で業者に送付
- 業者は渋々了承(違約金の請求なし)
⑤新しい業者に依頼
- 今度は一般媒介契約で3社に依頼
- 1ヶ月で3件の問い合わせ
- 2ヶ月後、希望価格に近い金額で売却成立
結果
- 売却価格:2,800万円(当初の希望価格2,900万円に近い)
- 売却期間:業者変更後2ヶ月
- 「あのまま放置していたら、安く買い叩かれていた」と実感
- 妻にも「専門家に相談して良かった」と納得してもらえた
田中さんのコメント
「公務員なので、『間違った判断をしたくない』という思いが強く、なかなか行動に移せませんでした。でも、専門家に相談して『これは囲い込みの可能性が高い』と言われたことで、自信を持って業者変更できました。妻にも客観的な説明ができて、納得してもらえたのが良かったです」
事例2:佐藤さん(48歳・自営業)のケース
状況
- 父親から相続したアパート(築30年、6戸)を売却中
- 専任媒介契約で4ヶ月経過するも動きなし
- 自分で他社に問い合わせたところ「その物件は紹介できない」と言われた
- 「これは囲い込みだ」と確信し、通報を決意
とった行動
①証拠を集める
- 他社への問い合わせ記録(日時・担当者名・やり取り内容)をメモ
- レインズ登録証明書のコピーを保管
- 業者とのメール・LINEのやり取りをスクリーンショット
- 「問い合わせはありません」という報告書を保存
②宅建協会に匿名で通報
- 和歌山県宅地建物取引業協会に電話
- 「通報者の個人情報は保護される」という説明を受けて安心
- 集めた証拠を提出
③通報後の流れ
- 宅建協会から業者に調査が入る
- 業者は「手続きミス」と釈明するも、指導処分を受ける
- 佐藤さんには調査結果の概要が報告される
④専任媒介契約を解除
- 「囲い込み疑惑」を理由に契約解除を通知
- 業者は渋々了承(違約金なし)
⑤新しい業者に依頼
- 今度は一般媒介契約で複数社に依頼
- すぐに複数の問い合わせ
- 3ヶ月後、満足のいく価格で売却成立
結果
- 売却価格:5,200万円(当初の希望価格5,000万円を上回る)
- 売却期間:業者変更後3ヶ月
- 「通報して良かった。同じ被害者を出さずに済んだ」と満足
- 業者は指導処分を受け、他の売主への抑止力にもなった
佐藤さんのコメント
「自営業なので、不正を見過ごすことができませんでした。証拠をしっかり集めて通報したことで、業者は処分を受け、自分も納得のいく売却ができました。時間はかかりましたが、社会正義を実現できたという満足感があります」
事例3:鈴木さん(45歳・会社員)のケース
状況
- 母親から相続したマンション(築20年)を売却中
- 専任媒介契約で2ヶ月経過するも問い合わせなし
- ネットで「囲い込み」を知り、不安になる
- 夫に相談したが「よく分からない」と言われ、一人で悩む
とった行動
①自己診断チェックリストで確認
- 「問い合わせがない」→ ✅該当
- 「レインズ登録証明書を見せてくれない」→ ❌該当せず(見せてもらった)
- 「他社から物件情報が見える」→ ✅確認できた
- → 2つ該当だが、決定的な証拠はなし
②専門家に無料相談
- 「囲い込みの可能性は低いが、問い合わせがない理由を確認しましょう」とアドバイス
- レインズの登録状況を確認してもらい、「ステータスは『公開中』になっている」ことを確認
- 「価格設定が高すぎる」「写真が古い」などの問題点を指摘される
③業者に改善を依頼
- 専門家のアドバイスをもとに、業者に改善を依頼
- 写真の撮り直し、価格の微調整(3,200万円→3,100万円)
- 業者も「確かに改善の余地がありました」と対応
④改善後の変化
- 改善後、1ヶ月で2件の問い合わせ
- 内覧も実施され、購入希望者が現れる
- 2ヶ月後、納得のいく価格で売却成立
結果
- 売却価格:3,050万円(改善後の価格3,100万円に近い)
- 売却期間:改善後2ヶ月
- 「囲い込みではなかったが、専門家に相談して良かった」と安心
- 夫にも「ちゃんと対処できた」と説明できた
鈴木さんのコメント
「最初は『囲い込みかも』と不安でしたが、専門家に相談して『囲い込みではない』と分かり、安心しました。ただ、価格設定や写真に問題があることを指摘してもらい、改善したことで売却できました。一人で悩まず、相談して本当に良かったです」
3つの事例から学べること
共通点
- 一人で悩まず、専門家に相談した
- 自己診断で状況を整理した
- 家族に説明できる材料を得た
- 適正価格での売却を実現した
それぞれの選択
- 田中さん:業者変更を選択(早期売却を優先)
- 佐藤さん:通報を選択(社会正義を重視)
- 鈴木さん:業者に改善依頼(囲い込みではなかった)
重要なポイント
- 「囲い込みかも」と思ったら、まず専門家に相談
- 自分の状況に合った選択肢を選ぶ
- 焦らず、冷静に判断する
- 家族への説明材料を得ることも大切
一人で悩まず、まずは無料相談を
ここまで、囲い込みの判断方法、通報・業者変更の手順、実際の事例を解説してきました。最後に、「一人で悩まないでください」というメッセージをお伝えします。
専門家に相談するメリット
①囲い込みかどうか客観的に判断してもらえる
- 自己診断だけでは不安が残る
- 専門家の意見で確信が持てる
- 「囲い込みではない」と分かれば安心
②通報・業者変更のリスクとメリットを整理できる
- どの選択肢が最適か、客観的にアドバイス
- 家族への説明材料も得られる
- 「自分の判断は正しかった」という確信
③業者変更後の再売却サポートが受けられる
- 新しい業者の紹介
- 適正価格の査定
- 売却戦略のアドバイス
④「相談だけでもOK」という安心感
- 相談したからといって、必ず売却する必要はない
- まずは状況を整理するだけでも価値がある
- 無料相談なので、気軽に利用できる
こんな方におすすめ
- 「囲い込みかどうか確信が持てない」
- 「通報したいが、報復が怖い」
- 「業者変更の手続きが分からない」
- 「家族に説明できる客観的な意見が欲しい」
- 「公務員なので、公的な裏付けのある情報が欲しい」
- 「一人で判断するのが不安」
相談の流れ
ステップ1:問い合わせ
- お問い合わせフォーム、LINE、電話のいずれかで連絡
- 匿名でも相談可能
ステップ2:現状のヒアリング
- 契約内容(専任媒介か一般媒介か)
- 経過期間(何ヶ月経過しているか)
- 業者の対応(報告の頻度、内容)
- レインズの登録状況
ステップ3:囲い込みの可能性を診断
- チェックリストをもとに客観的に判断
- レインズの状況確認(必要に応じて)
- 「囲い込みの可能性が高い」「グレーゾーン」「可能性は低い」を明確に
ステップ4:最適な対処法の提案
- 通報・業者変更・様子見のいずれが最適か
- それぞれのメリット・デメリット
- 家族への説明方法
ステップ5:必要に応じて業者変更のサポート
- 契約解除の手続き
- 新しい業者の紹介
- 適正価格での再売却サポート
よくある質問
Q. 相談したら必ず売却しないといけない?
A. いいえ、相談だけでもOKです。状況を整理するだけでも大きな価値があります。
Q. 相談料はかかる?
A. 初回相談は無料です。その後の具体的なサポートが必要な場合のみ、費用が発生します。
Q. 匿名で相談できる?
A. はい、可能です。ただし、より具体的なアドバイスをするためには、ある程度の情報提供が必要です。
Q. 地方でも対応してもらえる?
A. はい、全国対応しています。特に和歌山県内の方は、地元事情に詳しい専門家が対応します。
Q. 公務員なので、公的な裏付けのある情報が欲しい
A. 宅地建物取引業法や国土交通省の見解に基づいた、客観的な情報を提供します。
Q. 相談後、しつこく営業されない?
A. 「相談だけ」という方には、無理な営業は一切しません。安心してご相談ください。
公務員の方からの相談実績多数
特に公務員の方は、「間違った判断をしたくない」「公的な裏付けのある情報が欲しい」という思いが強いため、専門家への相談が有効です。
実際、田中さん(事例1)のように、専門家に相談することで:
- 「自分の判断は正しかった」という確信
- 家族への説明材料
- 適正価格での売却
これらすべてを得ることができました。
まとめ:あなたが今すぐできる3つのこと
この記事では、不動産の囲い込み問題について、判断方法から通報・業者変更の手順、実際の事例まで詳しく解説してきました。最後に、あなたが今すぐできる3つのことをまとめます。
①自己診断チェックリストで確認
まずは、あなたの状況が囲い込みに該当するかどうか、10項目のチェックリストで確認してください。
3つ以上該当したら囲い込みの可能性が高い
- すぐに専門家への相談をおすすめします
- 通報や業者変更を検討すべき段階
1〜2つ該当したらグレーゾーン
- レインズの状況確認や業者への質問を
- 専門家に相談して客観的な意見を聞くのも有効
0個なら囲い込みの可能性は低い
- ただし、価格設定や販売戦略に問題がある可能性
- 業者に改善提案を求めてみましょう
②通報・業者変更・相談の選択肢を比較
囲い込みの可能性が高いと判断した場合、3つの選択肢があります:
通報する
- 社会正義を実現したい
- 証拠がある程度揃っている
- 時間的余裕がある
業者を変更する
- 早く売却したい
- 通報の手間を避けたい
- 定年や相続税の期限が迫っている
専門家に相談する
- 一人で判断するのが不安
- 囲い込みかどうか確信が持てない
- 家族に説明できる客観的な意見が欲しい
多くの場合、まず専門家に相談し、その上で通報や業者変更を判断するのが最も安全で効果的です。
③信頼できる専門家に無料相談
「通報する・しない」「業者を変える・変えない」の判断は、専門家に相談してから決めても遅くありません。
相談するメリット
- 囲い込みかどうか客観的に判断してもらえる
- 通報・業者変更のリスクとメリットを整理できる
- 業者変更後の再売却サポートが受けられる
- 家族への説明材料が得られる
- 「相談だけでもOK」という安心感
こんな方におすすめ
- 「囲い込みかどうか確信が持てない」
- 「通報したいが、報復が怖い」
- 「業者変更の手続きが分からない」
- 「家族に説明できる客観的な意見が欲しい」
- 「公務員なので、公的な裏付けのある情報が欲しい」
最後に:一人で悩まないでください
相続した不動産の売却は、多くの人にとって初めての経験です。「業者に任せておけば大丈夫」と思っていたのに、「もしかして囲い込み?」と不安になるのは当然のことです。
大切なのは、「自分は騙されていないか」という不安を一人で抱え込まないこと。
まずは自己診断チェックリストで状況を確認し、その上で信頼できる専門家に相談してください。相談したからといって、必ず売却する必要はありません。「状況を整理する」「客観的な意見を聞く」だけでも、大きな安心につながります。
田中さん(事例1)のように、専門家に相談することで:
- 「自分の判断は正しかった」という確信
- 家族への説明材料
- 適正価格での売却
- 精神的な安心感
これらすべてを得ることができます。
あなたの不動産を、適正価格で、納得のいく形で売却するために。まずは一歩、踏み出してみませんか?
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一人で悩まず、まずはご相談ください。
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