「レインズって、一般人でも見られるのかな…?」
テレビの経済番組や、YouTubeの不動産解説動画を見ていて、ふとそんな疑問が頭をよぎったことはありませんか?
相続した実家の空き家。毎年の固定資産税は12万円。年に数回の草刈りも、正直なところ、かなりの負担です。
「そろそろ売却を考えないと…」
そう思いながらも、いきなり不動産業者に連絡するのは、なんだか気が重い。
「業者の言いなりになって、安く買い叩かれたらどうしよう」
「本当のことを教えてくれるのかな」
「まずは自分で、ある程度の相場を調べてからにしたい」
そんな慎重な気持ち、とてもよく分かります。
特に、公務員として長年、堅実に仕事をされてきた方ほど、「まず自分で調べてから」という姿勢を大切にされますよね。裏取りをして、納得してから動く。それは、決して臆病なのではなく、賢明な判断です。
そして、調べていくうちに出会った言葉が「レインズ」。
不動産業者が使っている、物件情報のデータベース。
「もしかして、これを見られれば、実家の本当の相場が分かるのでは?」
そう思って検索してみたものの、「業者専用」「一般公開されていない」という情報ばかり…。
「やっぱり、業者だけが情報を持っているのか」
「自分たちは不利な立場に置かれているのでは?」
そんな不安が、さらに大きくなってしまったかもしれません。
でも、ご安心ください。
確かに、レインズそのものは不動産業者専用のシステムです。一般の方が直接アクセスすることはできません。
しかし、レインズの過去の成約データを基にした「レインズマーケットインフォメーション」という一般公開サイトがあります。
しかも、完全無料。会員登録も不要です。
国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」や、SUUMOやHOME’Sといった不動産ポータルサイトも活用すれば、業者に連絡する前に、ご自身である程度の相場を把握することができます。
この記事では、
✅ レインズが一般公開されていない理由(業者だけが得をする仕組みではありません)
✅ 一般の方でも使える、信頼できる相場調査ツール3選(具体的な使い方も解説)
✅ 相場を調べた後の、次のステップ(業者への連絡タイミング、査定の見極め方)
を、分かりやすくお伝えします。
「業者の査定額が妥当なのか、自分で判断できるようになりたい」
「安く買い叩かれるリスクを避けたい」
「妻や家族に、『ちゃんと調べた』と説明できる材料がほしい」
そんなあなたの気持ちに、しっかりと寄り添います。
焦る必要はありません。
まずは、ご自身のペースで情報を集めて、納得してから次のステップに進みましょう。
この記事が、あなたの「安心」と「納得」のお役に立てれば幸いです。
ぜひ最後までお読みください!
もくじ
レインズは一般人でも見られる?結論から言うと…
結論:レインズは不動産業者専用のシステムで、一般の方は直接閲覧できません。
レインズ(REINS:Real Estate Information Network System)は、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営する、宅地建物取引業者専用の会員制システムです。
不動産会社が物件情報を登録・共有し、買主を探すための業務用インフラとして機能しています。
「やっぱり見られないのか…」とがっかりされたかもしれません。
でも、ご安心ください。
レインズの過去の成約データを基にした「レインズマーケットインフォメーション」という一般公開サイトがあります。
さらに、国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」や、不動産ポータルサイトを活用すれば、業者に連絡する前に、ご自身である程度の相場を把握することが可能です。
「業者だけが情報を持っている」という状況に不安を感じるのは当然ですが、一般の方でも使える信頼できるツールは複数存在します。
まずは、なぜレインズが一般公開されていないのか、その理由から見ていきましょう。
なぜレインズは一般公開されていないのか?
「業者だけが見られる情報があるなんて、不公平じゃないか」
そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、レインズが業者専用である理由には、ちゃんとした背景があります。
理由1:個人情報保護のため
レインズには、売主・買主の氏名、住所、電話番号、取引条件など、詳細な個人情報が含まれています。
これらを一般公開すると、プライバシー侵害のリスクが高まります。
例えば、「この家の持ち主は誰か」「いくらで売りに出しているか」といった情報が誰でも見られる状態になれば、悪用される可能性もあります。
個人情報保護の観点から、レインズは業者のみがアクセスできる仕組みになっているのです。
理由2:不動産取引の円滑化のため
レインズは、不動産業者間で迅速に情報共有し、適切なマッチングを行うための「業務用インフラ」として設計されています。
業者が物件情報を登録すると、全国の不動産会社がその情報を閲覧でき、買主を探すことができます。
もし一般公開されると、問い合わせ対応などで業務が混乱し、本来の目的である「取引の円滑化」が損なわれる可能性があります。
理由3:法律による規制
宅地建物取引業法により、レインズへの物件登録義務があるのは、「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」を結んだ業者のみです。
つまり、レインズは業者の業務遂行を支援するための法的な仕組みなのです。
一般の方が直接アクセスできないのは、「業者だけが得をする仕組み」ではなく、不動産取引全体の信頼性と効率性を守るための設計なのです。
レインズの仕組みについてさらに詳しく知りたい方は、レインズとは?業者の説明は本当に正しいのか【契約前の確認方法】をご覧ください。
なぜ一般の方でも相場を知る必要があるのか
「業者専用なら、業者に任せればいいのでは?」
そう思われるかもしれません。
しかし、ご自身で相場を把握しておくことには、大きなメリットがあります。
不安の正体を明確にする
相続した空き家の売却を検討している方の多くが、以下のような不安を抱えています:
- 「業者の査定額が妥当なのか分からない」
- 「安く買い叩かれるのではないか」
- 「複数の業者に査定依頼する前に、ある程度の目安を知っておきたい」
これらの不安の根本にあるのは、情報の非対称性です。
業者は毎日のように不動産取引に関わっていますが、一般の方にとって不動産売却は人生で数回あるかないかの出来事。
この知識の差が、「だまされるのではないか」という不安を生み出します。
自分で調べることのメリット
ご自身で相場を調べておくことで、以下のメリットが得られます:
1. 業者との対等な対話が可能になる
相場を知っていれば、業者から提示された査定額が妥当かどうか、ある程度判断できます。
2. 不当な査定を見抜ける
極端に高い「釣り査定」や、不当に低い査定を見抜くことができます。
3. 家族への説明材料になる
妻や子どもに「ちゃんと調べた上で判断した」と説明できます。
4. 自分のペースで進められる
業者に連絡する前に、まず自分で情報収集できるので、焦らず納得してから次のステップに進めます。
慎重派の方へのメッセージ
「まず自分で調べてから」という姿勢は、決して臆病なのではありません。
特に、公務員として長年、堅実に仕事をされてきた方ほど、裏取りをして納得してから動くことを大切にされますよね。
それは、賢明な判断です。
相続した空き家の売却は、人生の中でも大きな決断の一つ。
焦る必要はありません。まずはご自身で相場を調べ、ご家族とも相談しながら、納得のいく形で進めていきましょう。
一般の方が使える相場調査ツール3選
それでは、具体的にどのようなツールを使えば、一般の方でも相場を調べられるのでしょうか。
ここでは、信頼できる公的ツールを3つご紹介します。
1. レインズマーケットインフォメーション(最もおすすめ)
URL: http://www.contract.reins.or.jp/search/displayAreaConditionBLogic.do
運営元: 国土交通大臣指定の不動産流通機構(公的機関)
特徴:
- レインズに登録された実際の成約価格(過去の取引事例)を検索できる
- 完全無料、会員登録不要
- 都道府県→市区町村→町名まで絞り込み可能
- 築年数、面積、間取り、成約時期などの条件で検索できる
使い方のステップ:
- サイトにアクセス
- 「和歌山県」を選択
- 「和歌山市」を選択
- 「〇〇町」まで絞り込む
- 築年数(例:築35年)を入力
- 検索結果から複数の事例を確認
- 平均的な価格帯を把握
具体例:
例えば、和歌山県郊外の築35年・木造2階建て(延床面積100㎡程度)の場合、レインズマーケットインフォメーションで検索すると、「500万円〜800万円」といった相場感が見えてきます。
複数の事例を見ることで、より正確な目安が分かります。
注意点:
- 成約時期が古すぎる事例は参考にしない(直近1〜2年を推奨)
- 立地条件(駅距離、周辺環境)も考慮する
- あくまで「目安」であり、実際の査定額とは異なる場合がある
2. 不動産情報ライブラリ(国土交通省)
URL: https://www.reinfolib.mlit.go.jp/
運営元: 国土交通省(公的機関)
特徴:
- 不動産取引のアンケート調査に基づく実際の取引価格を公開
- 土地・建物の両方に対応
- 地図上で取引事例を確認できる
レインズマーケットインフォメーションとの違い:
アンケート回答ベースのため、データ量はやや少なめですが、より詳細な住所(番地レベル)まで表示される場合があります。
活用のポイント:
- レインズマーケットインフォメーションで大まかな相場を把握
- 不動産情報ライブラリで詳細な立地条件を確認
- 両方のデータを照らし合わせることで精度が上がる
「不動産情報ライブラリ」について、詳しくは【2026年最新】不動産情報ライブラリの使い方|空き家相場を5分で確認をご覧ください。
3. 不動産ポータルサイト(SUUMO、HOME’S等)
特徴:
- 現在売り出し中の物件価格を確認できる
- リアルタイムの市場動向が分かる
- 写真や詳細情報が豊富
重要な注意点:
ポータルサイトに掲載されているのは「売り出し価格」であり、「成約価格」ではありません。
実際の成約価格は、売り出し価格の80〜90%程度になることが多いです。
「この価格で売れた」ではなく「この価格で売りに出されている」という認識が必要です。
活用方法:
- 実家と似た条件(築年数、立地、広さ)の物件を検索
- 「だいたいこのくらいの価格帯で売りに出されているんだな」という参考情報として活用
- レインズマーケットインフォメーションと併用することで、「売り出し価格」と「成約価格」のギャップを理解できる
検索のコツ:
- 「和歌山県 空き家 築30年以上」などで検索
- 複数の物件を比較する
- 長期間売れ残っている物件は、価格設定が高すぎる可能性がある
実際に調べた後の次のステップ
相場を調べた後、どのように進めればいいのでしょうか。
ここでは、山本さん(55歳・公務員)のケースを例に、具体的なステップをご紹介します。
ステップ1:レインズマーケットインフォメーションで調査
山本さんは、和歌山県郊外の実家(築35年・木造2階建て)の相場を検索しました。
複数の成約事例を確認し、「だいたい600万円前後かな」という目安を把握。
後で妻に見せるため、スクリーンショットを保存しました。
ステップ2:妻に報告
「レインズっていう業者専用のシステムがあるんだけど、一般向けにも相場を調べられるサイトがあってね」
「うちの実家だと、だいたい600万円くらいが相場みたいだよ」
保存した画面を見せながら説明すると、妻も「ちゃんと調べてくれたのね。安心したわ」と好反応でした。
ステップ3:次のアクションを検討
「まずは地元の不動産会社に査定を依頼してみようか」
「複数の会社に見てもらって、600万円前後の査定が出れば妥当だと判断できる」
「もし極端に安い査定(例:400万円)が出たら、理由を聞いてみよう」
「逆に高すぎる査定(例:800万円)も、売れない可能性があるから慎重に」
業者選びについては、間違うと大損!?不動産を売却する時の業者の正しい選び方も参考になります。
ステップ4:このサイトをブックマーク
「また分からないことがあったら、このサイトを見よう」
「業者選びのポイントとか、他の記事も参考になりそうだ」
「LINEの友だち追加もしておこうかな。質問できるみたいだし」
このように、まずは自分で相場を調べ、家族と相談し、納得してから業者に連絡する。
この段階的なアプローチが、後悔しない売却につながります。
相場を調べる際の注意点とよくある質問
相場を調べる際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
注意点1:相場はあくまで「目安」
実際の査定額は、個別の条件(日当たり、接道状況、修繕状況など)で変動します。
相場より高く売れることもあれば、低くなることもあります。
「だいたいこのくらい」という感覚を持つことが重要です。
注意点2:複数のツールを併用する
1つのサイトだけでなく、複数のデータを照らし合わせましょう。
レインズマーケットインフォメーション+不動産情報ライブラリ+ポータルサイトの3つを見ることで、より正確な相場観が得られます。
データが少ない地域の場合、近隣エリアも参考にしてください。
注意点3:市場動向も考慮する
不動産市場は時期によって変動します。
直近1〜2年のデータを重視し、古いデータ(5年以上前)は参考程度にとどめましょう。
よくある質問
Q1:レインズマーケットインフォメーションで自分の物件が見つからない場合は?
A:データが少ない地域の場合、近隣の市町村や似た条件の物件を参考にしてください。築年数や面積の条件を少し広げて検索してみるのも有効です。それでも見つからない場合は、もう迷わない!不動産の売却を考える時の相談先の探し方を参考に、業者に相談するのが確実です。
Q2:相場を調べた後、いつ業者に連絡すればいい?
A:焦る必要はありません。まずは家族と相談し、「売却する方向で進める」と決めてから連絡しましょう。相場を把握した上で、複数の業者に査定依頼するのがおすすめです。「まだ決めていないけど、とりあえず話を聞きたい」という段階でも問題ありません。
Q3:業者の査定額が相場より極端に高い/低い場合はどうすればいい?
A:必ず理由を聞きましょう。高すぎる査定は「媒介契約を取るための釣り査定」の可能性があります。低すぎる査定は「買取前提」や「修繕費用を考慮」している可能性があります。複数業者の査定を比較し、平均的な価格帯を信頼してください。査定の見極め方については、不動産の査定方法は3つ!売却依頼前に知って得する査定の全ても参考になります。
まとめ:レインズは見られないが、相場は十分に調べられる
ここまでの内容をまとめます。
要点の再確認:
- レインズは業者専用だが、一般の方でも相場を調べる方法はある
- レインズマーケットインフォメーション、不動産情報ライブラリ、ポータルサイトの3つを活用
- 自分で相場を把握することで、業者との対等な対話が可能になる
- 焦らず、自分のペースで情報収集することが大切
「業者に連絡する前に、まず自分で調べたい」というお気持ちは、とても賢明な判断です。
相続した空き家の売却は人生で何度も経験することではありませんから、慎重に進めることが大切です。
焦る必要はありません。
まずはご自身で相場を調べ、ご家族とも相談しながら、納得のいく形で進めていきましょう。
また困ったことがあったら、いつでもこのサイトに戻ってきてください。
次のステップ:さらに詳しく知りたい方へ
相場を調べた後、次に読んでいただきたい記事をご紹介します。
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最後に:あなたのペースで、納得のいく選択を
相続した空き家の売却は、人生の中でも大きな決断の一つです。
「業者だけが情報を持っている」という状況に不安を感じるのは、当然のことです。
でも、この記事でご紹介したように、一般の方でも十分に相場を調べる方法はあります。
レインズそのものは見られなくても、レインズマーケットインフォメーションや不動産情報ライブラリを使えば、実際の成約価格に基づいた相場を無料で調べられます。
焦る必要はありません。
まずはご自身で相場を調べ、ご家族とも相談しながら、納得のいく形で進めていきましょう。
そして、「やっぱりよく分からない」「誰かに相談したい」と思ったら、いつでもお気軽にご連絡ください。
無理に売却を勧めることは一切ありません。
まずは「整理」から、一緒に考えましょう。
あなたの大切な実家が、納得のいく形で次の持ち主に引き継がれることを、心から願っています。
🔍 まずは相場を調べてみる
→ レインズマーケットインフォメーション
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